やまうらの文章

やまうらが思ったことなどを書いてます。

AirPods使用感想について。

物を購入する時には様々な思惑があって、購入しますが、私の場合はAirPodsは完全なワイヤレスイヤホンというところに惹かれて購入しました。
 完全なというとセル完全体のような感じがしてあれですけど、市販されている多くのワイヤレスイヤホンには電池用のネックストラップであったり、本体左右をケーブルでつないであったりしています。
 ではでは、左右独立させて、完全なケーブルレスのイヤホンはなぜそんなに発売されていないのか。いや、正確には発売されています。EARINを初めとし、先発商品が複数存在していますが、実は値段が3万円台と高額の為、なかなか手が出ない状況にありました。(最近、EARINは2万円程度で購入できます。)また、性能面もまだ不十分で、1度の使用時間が3時間と短く、心もたない部分がありました。
 そんな中で、AirPodsは1回の使用時間は5時間。ケースが充電器になっており、15分の充電で3時間使用出来ます。ケースでの複数回の充電を含めると、最大で24時間近く使用できるということもあり、バッテリー面での不安感はかなり解消されてます。また、価格も18140円と手ごろな部類なのも魅力でした。
 AirPodsは所詮は付属イヤホンと同系統なので音質には期待してませんでしたので、ケーブルレスでバッテリーに不安が無いイヤホンを使用する事で、何か生活の変化はみられるのだろうかという部分に注視して、使用してました。

 まずは、ケーブルレスですが、こんなにも楽なのかということに驚きました。理屈は分かっていても体感してみなければわかりません。ケーブルのとり回しがあるということがストレスになっている事がよくわかります。また、事前に装着しておけば、わずかな機会でも音を聞くという習慣が出来ました。これはゲームアプリもそうですが、他にも音を聞く機会がどんどん増えていきそうです。どこか億劫だったり、外で使用していると周りの目などがありましたが、耳からうどんを垂らしているだけで、音が流れ込んでくるので、音楽以外でも音というものに新たな発見をさせられました。
 「事前に装着する」というのが、結局はケーブルに繋がれていると、快適性を失われるのが分かっているので、「事前に装着する」という行動自体に重さを感じてしまうが、ケーブルレスだと気にならない事がよくわかり、これだけでも買った価値は十分ありました。

 話題騒然の簡単ペアリングですが、家でも複数のタブレットiMac等ありますが、今のところスゲー楽という実感は無いです。元々、ブルートゥースのペアリング自体に不満が無い人だからなのかも知れないけれど、機器間調整をしなくていいのは便利ではあるけれど、世間で盛り上がっているほど、すごいとは思えなかった。家で常時イヤホンを使用しなければならないという環境で無いから余計に何も感じないのかもしれない。

 音質は中庸。付属イヤホンを使っていた人にとっては違和感なく使えますが、高音質なイヤホンを購入して使っている人には物足りなさどころか、同価格帯のモデルと比較して、なぜこんなにお金を払って付属イヤホンと同等なんだと怒る人もいるでしょうが、そこは大目に目をつぶってもらいたいものです。
 成熟した製品市場では無く、技術的にもまだまだ伸びる余地が多い中での新技術の商品なので、やはり値段が高くなってしまいます。そこら辺に許容のある方が手に出すべき商品だとも思います。カジュアル層に狙って広告を打ってますが、まだまだニッチ層向けの商品だと思ってます。

実はブルートゥース系のワイヤレスイヤホンにしては遅延がかなり少ないです。完全に遅延を無くすことは技術的にはかなり難しいと思われますが、動画視聴程度なら、全く違和感無いレベルには驚きました。

 まとめると、買いです。だって、新しいガジェットだし、盛り上がってるうちにみんな買いましょう。イエイ。

 

AirPods with Charging Case

AirPods with Charging Case

 

 

人食い大鷲のトリコについて、考えてみるとゲームの未来が見えてくるのかもしれない。

 エンディングまで見たので、とりあえず感想を含めて述べていきます。

 

 このゲームを語る上で、上田文人という人の概要を知っておいて欲しい。株式会社ワープに入社し、セガサターンのゲーム「エネミー・ゼロ」でCGIデザイナーとして制作。その後、ソニー・コンピュータエンタテインメント入社し、プレイステーション2の「ICO」「ワンダと巨像」でゲームデザイン、ディレクターを務めている。

 ゲーム界の鬼才、飯野賢治のそばで、ゲーム制作のイロハを学んだことで、彼の影響を受けていると感じる。

 彼の作風の特徴として、絵本のような手触り感のあるゲームであり、その作風は日本のゲーム界では類を見ないもので、ゲームとは何かを改めさせて考えさせられるものが多い。

 今まで出したゲームは徹頭徹尾のアクションアドベンチャーゲーム。無駄を省き、世界観を作り込み、プレイしているものから現実を引きはがし、ゲーム世界にいざなう。まるでジブリの世界に迷い込んだかのごとく、中世ヨーロッパの世界観を作り上げることに長けている。しかし、ジブリとは決定的に異なるのは、物語を見せるのではなく、ゲームという手触りの体験を大事にしているという部分を核として、ゲームをデザインしていくクリエイターである。

 

 そんな彼の最新作が、「人食い大鷲のトリコ」である。

 内容としては、大人になった主人公が、子供の頃、大鷲にさらわれたが、その大鷲と共に脱出をしたという数奇な話を語る。その子供時代を体験していくゲームになっている。要するに、大鷲を利用していく脱出ゲームになっているが、自分で大鷲は操作することが出来ないので、自分と動物とのコミュニケーションのジレンマの様な部分をもどかしく体験出来るゲームとなっていた。

 

 話は前後するが、彼の作品の「ワンダと巨像」はクリアしているが、「ICO」はクリアしていない。プレイした当時を思い返してみると、「ワンダと巨像」は「自己と対峙」がメインで、困難を自分で乗り越えるので、自由にならない部分は自分のみだったが、「ICO」は少年イコと少女ヨルダの偶像劇で、少女を守るという名目での「他者との対峙」で他者との干渉による自由にならない部分がどうしても自分には許せなかった。そして、そこに面白味を感じることが出来なかった。

 

 「人食い大鷲のトリコ」は「獣との対峙」。ペットを飼うような、動物との触れ合いを描いている。自分と対等では無い事を理解しているからこそ、思い通りには行かないというジレンマを受け入れる事が容易く出来た。それは「ICO」では自分と対等である割に、少女ヨルダのAI行動に不満を覚えたが、大鷲トリコであれば、獣だから仕方が無いと妥協出来る部分が持てたのか、それとも形容が重要なのか、年月を重ね自分自身の変化なのか、あるいは全てか。ただし、自己操作で無い部分なので致し方ないと言って割り切れているとはいえ、ストレスが無いというわけではない。

 

 システム内容の思想は、相も変わらずシンプルで、体験。それに尽きるシンプルな構造で、何も考えなくていい。そして人間らしさを感じる挙動であり、キビキビとしていない。

 これらをネガティブと捉えるかは難しい。今は大ヒットゲームであるモンスターハンターも、リアルな挙動の為に戸惑った。身の丈ほどある大剣を振るのには、現実世界と同じで、振ことすら困難で、動きが遅く当たりにくい。そして、モンスターの攻撃力は半端無く、すぐ死に、コントローラー操作はスティック操作で戸惑いを覚えた。

 アクションゲームは華麗で派手に気持ちよく。それが今までの流れだったが、それを一新させ、敵からの攻撃をかわし、隙を突いた一瞬で大剣を叩き込む。そういう今までのアクションの流れとは違った事で注目を集めた。今に至ってはその要素では無い部分が、ウケてヒットし、突き詰めており、この部分は廃れてきているが、発表当時はまさしくこの違和感を感じる部分が楽しみと感じていた。

 

 「人食い大鷲のトリコ」をプレイしていて、どうしても納得いかないのはカメラワークにある。これはゲームの根幹にかかわるが、どうしても三人称視点であれば、カメラをどういう風に見せるかがアクションゲームのキモとなる。各種ゲームにおいて嗜好はあるが、上下左右に自分でカメラワークを処理出来るようにしつつ、ある程度のアクションで正面になるように自動追従させたりするのだが、最低限の行為として、たとえばマップ端の部分でカメラが埋まって見えないなどというようなことは避けるのだが、このゲームはマップ端はもちろんの事、大鷲トリコにぶら下がったり、トリコに挟まれてマップ際に行くと、カメラがブラックアウトしてしまう。そして、カメラ操作が不能になったりし、主人公がトリコから離れたり、マップ際から離れてカメラを復旧させなければならない。この作業に不快感しか感じなかった。

 

 ダメな部分が目に行きがちだが、この部分も含めてゲームとしては新たな価値を発見する事が出来た。

 テレビゲームとは何か。最初に自分の思い当る所は快感だと思っている。ボタンによるリアクション、レベルアップによる達成感、大勢の者を切り伏せるアクション、快感の種類は色々あるが、快感による中毒がゲームにおいて必要な要素の一つになっているのは間違いない。

 多くの快感がある中で、どちらかというと、苦痛や苦行からの解放に対しては快感と思わないタイプだった。

 「人食い大鷲のトリコ」をプレイしてみて気づいた点として、体験、もしくは経験による快感。それは通り過ぎた過去を思い出す快感であり、苦行や苦痛からの解放の一種だと思う。

 このゲームは爽快なアクションではない。堅実な現実のように、少年の動きは鈍く、重く、動きにくい部分が多々に存在する。その反面、超人的な部分があるが、それは相反しすぎるので目をつぶろうと思う。

 作られた仮想現実の中で、現実のように重みのある動きで、信じられないような体験を繰り返していく。そこの一つ一つには快感は無く、苦行やストレスの連続ではあったものの、ゲーム内の主人公の体験や経験とリンクさせると、至極当然であり、楽しみよりも苦痛の連続で、過酷と世界を生き抜く為にはそれが必要なのだった。

 苦行、苦痛からの解放による快楽。我慢。その先に見える世界があった。ゲームにおいての快楽は直結的なモノで気持ちいいモノを中心としていたが、過酷である体験を、ゲームで体感することによる感動を生み出している。

 誰かになる。そういうことは現実ではできないが、ゲームの中では体験することができる。今まで当たり前だったが、表現を変えて、辛い部分を経験させる事で仮想体験の違いが出てきたように思えた。

 

 VR元年でもあった2016年。当たり前に感じていたことをエンターテイメントに昇華させることで、まだまだゲームの可能性を広げていくことは可能なんだと感じさせてくれる作品だった。 

 

 

 

3DマッサージロールとGRID® X フォームローラーを購入

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 何気なくネットを見ていたら、ストレッチロールに変わる3Dマッサージロールなるモノが発売いたので購入しました。

 

 

 過去にストレッチロールを取り上げました。

 

 

yamaurasuguru.hatenablog.com

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 ストレッチロールに比べてマッサージロールは、値段が半額なので、かなりお手頃。ただ、大きさから言うとマッサージロールはストレッチロールの半分ほどで、筋膜リリースに適しているかと言ったら、小さすぎて難しいかも知れない。どちらかというと、ストレッチロールの振動が気持ちいいと考える人がマッサージ代わりに使用するのが一番良いのかも知れない。

 私の場合は、2つ購入したのは、マッサージロールの中強度の振動で足裏を刺激すると騒音とマッサージの相互関係が絶妙で何時間もしていたいなと思えたので、充電交換用に2つ購入しました。

 本当は常に最大の振動でマッサージしたいのだが、めちゃくちゃうるさくてどうしてもリラックス出来ない。ストレッチロールより、マッサージロールは周りの部分が硬質なので振動を弱くしても刺激は強いのが特徴だと思います。

 また、ストレッチロールは振動が4段階、マッサージロールは3段階で1モードが振動可変になっているのも特徴です。そんなところを気にせずに購入したので、最初はぶっ壊れているのかと思ってしまいました。

 

 

 GRID® X フォームローラーも購入しました。こちらは単純にもっと刺激が欲しい時に使ってます。刺激強いと時短にもなるかな。

 

 

 筋膜リリースアイテムを購入しだして、200日以上経過して、毎日やっているかと言われると微妙ですが、いろんな意味で考えるとストレッチポールって優秀かも。

 

LPN ストレッチポール(R)EX ネイビー 0001
 

 

 寝ているだけでも効果有りと言われているけれど、効果のほどは正直よく分からないけど、結構寝てます。やった後は大胸筋とかはかなりのびるし、股関節も結構伸びる。背中はゴリゴリしすぎてよく分からないけど、矯正されている感も若干はありますし、なんせ寝てるだけで良い。そういう意味での手軽さは半端ないのでおすすめです。

歯痛と歯磨き粉

現在、歯磨き粉を2種類使用しているのだが、時たま起きる歯痛に対して、どっちの方が効果的か調べてみた。
 使用しているのはライオンのチェックアップとブリリアントモアだ。

 

ライオン チェックアップ スタンダード 120g【医薬部外品】

ライオン チェックアップ スタンダード 120g【医薬部外品】

 
ライオン チェックアップジェル バナナ 60g

ライオン チェックアップジェル バナナ 60g

 
ライオン チェックアップジェル グレープ 60g

ライオン チェックアップジェル グレープ 60g

 
ライオン チェックアップジェル ミント 60g

ライオン チェックアップジェル ミント 60g

 
ライオン チェックアップ ルートケア 90g

ライオン チェックアップ ルートケア 90g

 
ライオン チェックアップジェル ピーチ 60g

ライオン チェックアップジェル ピーチ 60g

 
ライオン チェックアップジェル レモンティー 60g

ライオン チェックアップジェル レモンティー 60g

 

 

 

ライオン ブリリアントモア 歯科用 美白歯磨剤 90g フレッシュスペアミント【医薬部外品】

ライオン ブリリアントモア 歯科用 美白歯磨剤 90g フレッシュスペアミント【医薬部外品】

 

 

 そもそも、なぜ2種類使用しているのかというと、チェックアップは安価で、フッ素950ppmと高配合なので、日常使い用。ブリリアントモアは美白用途で、元々購入していた。

 

 フッ素の再石灰化は初期の虫歯を消し去るほどの効果があるらしく、歯科検診等でもフッ素配合歯磨き粉を進められる事が多い。

 ただ、今回の歯痛にはあまり効かなかった。根本的に、再石灰化と歯痛の関係性は低いのだろう。

 

 たが、ブリリアントモアの方は使い出して、数日で歯痛が消えた。成分の違いはあるのだろうが、何故か治った。自然治癒なのだろうか、はたまた痛みが変化しただけなのだろうか。そうだ、歯医者に行こう。行かないけど。だってめんどくさい。

 

 ちなみになんですが、歯痛シーズンの時は電動歯ブラシを止めてます。普段はフィリップスのソニックケアーダイアモンドクリーンを使用しているのですが、あまりにも負荷が強くて、めっちゃ痛いので、手磨きに変えます。

 

 

 ブラシはライオンのシステマゲンキを使用してます。

 

ライオンシステマゲンキ DENT . EX systema genki 1本 ブルー

ライオンシステマゲンキ DENT . EX systema genki 1本 ブルー

 

  結構ヘッドがでっかくて一気に磨けるのが個人的には好み。小さいヘッドで時間を掛けて丁寧に磨くのが良いって絶対言われますけど、歯磨きにあまり時間を掛けられない人は上記の歯ブラシおすすめです。毛も柔らかくて、磨き心地も良いし、短い時間で綺麗になります。ただ、ヘッドが大きいと、唇から歯磨き粉が垂れやすくなるので、洗面台にいないと大変なことになるかも知れません。ここら辺は口の構造と磨く技術や唾液量にも関係しますけどね。

Bluetoothスピーカーの太鼓判Anker SoundCore ポータブルを購入した話。

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 買い物ラッシュでございます。結局は働いて、働いて、働いて、がんばったご褒美は買い物なんだね。

 

 Anker SoundCoreポータブルを購入しました。

 

 

 購入理由としましては、かーちゃんが音楽を家で聴きたいと言うところだったので、一番売れてる、こいつはどんな性能なのかなと思って購入しました。

 Bluetoothスピーカー市場平均価格が1万円前後の中で、4000円ほどと半値ですが、実力は普通でした。

 音を大きくして、しっかり聞きたいという意味では良い選択だと思います。ただ、感動のリスニング体験を求めるなら、やはりもう少し値段を出さないとダメだなと言ったところ。機能や性能は価格通りで、スマホの音楽を家で楽しみたいと言った人にはちょうど良い感じの所です。

 

 ちなみに私自身はSONYのSRS-X1を使用しております。

 

と言っても音楽はあまり聴かないです。ラジオ放送を聴く為に使っておりますが、これが無指向性で中々良い音なのですよ。野球ボールぐらいの大きさで、重さも185gとかなり軽く、野球ボールぐらいの感覚です。

 朝起きて、歯磨きの時とか、後は運動する時とか、防水なので風呂に入ってる時とかに聴いてます。はっきり言って、こいつが無いと不便で仕方が無いぐらいのハードに使用していますが、結構落としたりしても壊れず、端子隠し用の防水ゴムパッキンが無くても実際には水が入らなかったり、端子が錆びなかったりと耐久力はかなり優秀です。

 価格がAnkerより少しお高くなっているので、あれですけど、僕はこちらをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

カスタムIEMをケアするのにリニュー補聴器乾燥器を購入した話、後、リケーブルも購入。

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 うーん。

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 くぱぁ!!

 

 とまさにタイトル通りですけど、リニュー補聴器乾燥機を購入しました。

 カスタムIEMというか、BA型のイヤホンは、湿気に弱いようなので、内部の湿気をしっかり取ってあげる為に乾燥機があると便利と言うことで、購入しました。

 わがJH AUDIO Roxanne様はドライバー数も多く、造形も大きいので、入れるのが大変。ただ、このリニュー補聴器乾燥機はケーブルを外さないで、全部ぶっ込む容量だったので、簡単でした。

 ケーブルの抜き差しが億劫で無かったり、乾燥剤の購入などが気にならない人はクイックエイドなども良いようですね。

 

リニュー補聴器乾燥器

リニュー補聴器乾燥器

 

 

 

IDEX 補聴器専用乾燥器 クイックエイド専用 消耗品セット QDH-601

IDEX 補聴器専用乾燥器 クイックエイド専用 消耗品セット QDH-601

 

 

 

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 こんなのも購入しました。使用しているDAPiriverのAK320なので、2.5mmのバランス出力が付いているので、リケーブルを購入しました。MoonAudioのSilver Dragon V2。

 MoonAudioの直販で海外輸入しました。金曜日に注文して、翌週の水曜日にメールでクレームを入れてその日に発送。翌週金曜日に到着。結局1週間かかりました。

 海外輸入だと結構時間がかかることが多いのですが、MoonAudioは比較的早く、速い人だと3〜4日で届くそうなので、1週間はちょっと遅めなので、イライラしてしまいました。

 Basspod無しタイプを購入して、現在リケーブルして聴いているのですが、まだ正直判断が付かないです。まだ、エージングも済んでいないですし、何というか、カスタムIEM自体のエージングも済んでいないと思ってますので、一進一退と言ったところ。

 付属ケーブルと聞き比べてだと、若干音悪くなったかもと言った印象。やっちまった感が若干あります。

 生来、銀線より銅線が好みなので、選択自体が間違っているのかも知れないですけど、銀加工の銅線なので、シャープさと音圧が良い塩梅になってくれるかなと思っていたんですが、なんかもこもこ感が増したというか。まだ、エージング前だからこんな感じなのか。よくわかんないです。若干失敗したかなとも思ってます。

 銀線特有のエッジの立った高音で、シンバル音とかは銀線っぽいなといった感じなんですが。うーんこればっかりは、今の状況では人にお勧め出来ないかもと思ってます。ただ、ある程度流し込んでみてどういう風にまとまるかは近々追記したいと考えてます。

JH AUDIOのRoxanneカスタムモデルが完成したというお話。

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 オーディオ馬鹿一代なので、ついにカスタムIEMを手に入れました。一生に1度の買い物になると思いましたので、結構熟考して考えて、結局の所、メジャー中のメジャーであるカスタムIEMの始祖ジェリー・ハービー氏が手がけるJH AUDIOのRoxanneにしました。

 他にも候補としては、同社のLayla、FitearのMH335DW、後はお店のススメで64audioのA10、A12も良いなと感じましたが、ラージスピーカーでモニターしている感覚が欲しかったので、Roxanneにしました。

 

 7月1日に耳型を取って、注文。7月27日に受け取っていたんですが、左耳が緩く、すぐに封止が外れてしまうので、リフィット。7月30日に販売店に持ち込み、9月29日に受け取りました。

 

 フィット感については、上々と言ったところ。まだ、左耳の方が少し緩い気もしますが、封止が外れることも無いので、通常使用では問題なし。密着感も多少のアップにより、移動時に使用していても、そこまで足音が気にならなくなりました。

 

 このモデルに許されたカーボンシェルにしたいなと思ったのですが、予算の都合上、プレートにカーボンを入れて、シェルはブラックで、フライングウィッチのロゴと、片耳にはモデル名とシンプルなデザインにしました。耳の形状変化が起きるまで使い倒してやろうと思っているので、飽きること無いシンプルさを重視しました。

 

 肝心の音の方ですが、試聴していたのである程度理解していましたが、結構時間が経った事と、注文の間にUERRUFを買ったので音の好みが多少変化しているのか、低音部が結構もこもこするなっていうのと、音色が多く帯域がクロスオーバーしだすとちょっと音が籠もるかなって言う感じもしますが、音源や、プレイヤーの質に左右されやすいので、とりあえずは少し音を鳴らして、何が得意で何が苦手かを見極めていきたいです。もちろん、試聴機の用にエージングが重ねられてないので、試聴当時と比較は難しいですけれども、イヤーピースが有る無しでの音の変化や、フィット感による音の変化については、正直、変化は薄いと思います。

 

 しかし、このモデルの凄さはドラムの音再現だと思う。バスドラ、スネアの感じが非常にガツンときて、普通のイヤホンでは体験出来ない所が唯一無二だと思われます。ここについてどう捉えるかで、かなり好みが割れる機種であると思います。

 

 最近はカスタムIEMのユニバーサルタイプも出てきているので、今回作ってみて、無理にカスタムにしなくても良いかなとも思ってます。やっぱり、買ってからできあがるまでのタイムラグや、出来上がりによってはリフィットしなければならないので、難易度が高いので、なかなか人に勧めることは難しいかなとも思います。逆に、ユニバーサルタイプのイヤーチップがどうしても合わない人には勧められます。

 今では、樹脂タイプのシェル以外にもシリコンタイプもあるので、フィット感に不安がある人にはそちらの方が良いらしいので、興味がある方はそちらを検討してみるのも良いと思います。