おっさんのたわごと

いつか、じじいのたわごとになるんだろうな。

君と夏の終わり、将来の夢、大きな希望、忘れない。

 実写版あの花を録画し、2倍速で観賞して見て思ったのは、元々あるモノをリメイクする意味を考えてしまった。

 アニメのあの花を再編集し、2時間前後にまとめ上げて、人間ドラマにする。その上で、何が重要なんだろうと考えた時に、僕はロケ地だなと思った。

 このアニメの特徴として、秩父の現実の風景をそのまま背景にしている。実際、私も聖地巡りしたが、その場所をそのままロケ場所に使うことで、アニメファンも納得のいくモノに仕上げていると感じた。

 5時間ほどの作品を半分の時間にまとめ編集しなければならないのは、しょうが無いことかも知れないが、伝えられないものが多いけど、主題は上手く伝えられていたように思えた。

 ここで、難しいのが、テレビとはいえ、エンターテイメント。ただ単に視聴率を稼ぎたいと言う思いが強すぎるから、アニメ界隈の視聴率囲みを狙いすぎて、出来るだけアニメに寄せた印象があった。

 企画から、制作まで、どれくらいの期間が有り、制作費がどれくらいあったかは分からないけれど、原作に忠実を目指しすぎている感じがどうしてもした。もちろん、めんまの白髪は、黒に変えたのは英断かも知れないけれど。

 青春群像劇なんだから、ある程度、話を変えてでも、ぽっぽ視点で進むとかの方が良かったように思えた。原作忠実だと、どうしても原作と比較してしまう。高畑裕太は意外とぽっぽ感があったから、ぽっぽから見た、じんたんとめんまの話に作り替えても面白かったと思う。他のキャラだと、感情が入りすぎてるけど、ぽっぽは後で分かる、自分がめんまを置いて逃げてしまった事の罪悪感が拭いきれなかったところも、語り手としては面白く作れると思った。作り替えることはパワーがいるし、整合性を取るのに難しいけど、今回の規模のCMの打ち方を見ると、岡田麿里にこの流れで脚本を作って貰っても良いような気もする。

 あの花が持つ青春群像劇を推さないのであれば、ゆきあつ視点も面白いけど、一般性に欠けて、ファンの為のアナザーストーリーに成り下がってしまう可能性が高い。つるこでも良いけど、じんたんと遠くなってしまい過ぎる気もすし、あなるは映画でそれに近いことをしているので却下。やっぱり、ぽっぽが適役かな。

 

 好きな作品の妄想に耽る夏の終わり秋の夜長の休みの一時。

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