ユニバーサルモデルか、カスタムモデルか。イヤホンの分岐点。
久しぶりに悩んでいる。もしも、年末ジャンボ宝くじが当たったら、ポータブルオーディオの環境を一変出来るのでは無いかと言う妄想に耽ている。まだ、宝くじすら購入していないのに。
現状では、iPhone5sに直接、ゼンハイザーのIE800刺して使用している。
【国内正規品】ゼンハイザー カナル型イヤホン イヤーモニタータイプ IE800
- 出版社/メーカー: ゼンハイザー
- 発売日: 2012/12/04
- メディア: エレクトロニクス
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ダイナミック型を一基のみで構成されているが、BA型マルチに引けを取らない綿密な音を出してくれる。音色が多くなると、BA型マルチ構成に比べると、幾分か詰まった音になりがちだが、解像感は十分だと思う。多少ドンシャリ傾向の音で、このハウジングサイズでは、考えられないほどパワフルな音を出してくれる。
発売から1週間後ぐらいに購入して、1年後に、ケーブル硬質化により、修理を出したが、交換後2年経過しているが、同様の硬質化が起きているのを考えると、Shure掛けで装着していると、耳周りのケーブルが汗等で硬質化してしまうのだろうと諦めている。現在は硬質化を抑えたケーブルに差し替わっているとのことだが、持っていないのでどの程度改善されているかは不明。
はっきり言って、一般人が買う価格のイヤホンではないし、今多くのイヤホンが、MMCXなどの着脱式ケーブル仕様が多い中で、このイヤホンを選ぶには勇気がいるが、値段通りの価値はある。
そんなごり押し文章を作成しつつも、イヤホンスパイラルとは深遠なモノで、オーディオ沼の怖さは遙かに深く、諭吉が何人いても足りないのが真実。
今、悩んでいるのが、カスタムIEMの制作。耳型を取って自分のみにフィットしたイヤホンの制作をやるかどうか。
フィギュアスケートの羽生結弦の影響で世間的にも徐々に認知されてきてはいるが、やはり高額で、オーディオ狂いでなければ、中々手に染めることは難しいが、通勤電車の中でも、しばしば見かけることもある。
カスタムIEMは遮音性が抜群に高くて、音を出すユニットも市販のモノよりも多く詰んでいるので、その分より細かな音が聞こえる。
元々はアーティストが、ライブで自分の音を確認するのに使っていたモノだが、周りの音が聞こえないというのは、より音の純度が増すので、一般人(オーディオ狂い)にも徐々に普及しだした。
一つ一つ、手作業で製作する為、納期はかかるし、値段が張る。その分、得られるモノも多い。
ただ、最近ではカスタムIEMをユニバーサルモデルと言い市販するケースも増えている。内部ユニットの構成は同じだが、シェルと呼ばれる外装を簡略化して、先端にシリコンチップをつけるモデル。
装着感や、シリコンチップによる音の減衰などがあるが、ほぼほぼ、カスタムIEMと同じレベルの音を作り出している。モノによってはカスタムIEM以上の存在になりつつある。代表的なモノとしては、JH AudioのLaylaなどがある。
Astell&Kern JH Audio THE SIREN SERIES - Layla Universal Fit PSF11-LAYLA-BLK
- 出版社/メーカー: アユート
- 発売日: 2015/02/27
- メディア: エレクトロニクス
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迷うべき要素は多いが、持っていないという点ではカスタムIEMはオーディオ好きとしては持っておきたい所ではある。候補としてはダイナミック型とBA型のハイブリッドモデルのUnique MelodyのMaverickか、シリコンカナルで装着感抜群のWestonのES60。まだ、どちらもネットの情報だけで、試聴すらしていないけれどね。
そうするとプレイヤーも欲しくなるなぁ。やっぱりAK240辺りだろうか。
iriver Astell&Kern AK240 256GB ガンメタル(DSDネイティブ再生&バランス出力搭載) AK240-256GB-GM
- 出版社/メーカー: アイリバー
- 発売日: 2014/02/21
- メディア: エレクトロニクス
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夢広がる世界オーディオ。宝くじ当たらないかな。