やまうらの文章

やまうらが思ったことなどを書いてます。

LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶をクリアしたので感想。

62時間ぐらいかけて、亜門イベントクリアまでしたので感想を残します。

 

本編


 結構良かったと思う。最後まで、どうなるんだろうという展開で引きつけてくれたけど、展開の印象が強すぎて、最後が尻すぼみになってしまった様に見えた。
 キムタクが澤先生に固執しすぎじゃないかなと思ってしまった。過去のトラウマとの絡みや、正義のあり方もあるかも知れないけど、共感しづらく思える部分もあった。

 

ユースドラマ


 学園モノだけど、ボリュームの違いが結構気になった。均等に作れとは言わないけど、力を入れたものと、手抜きだなと思うものは気が付いてしまう。削ってもいい要素が多かった。単純作業になるような所はどんどん削って、良いように思えた。AAA級タイトルだからリッチにしたいのは分かるけど、面白さを犠牲にしてまで、プレイヤーの時間を奪うのは微妙に思える。
 例えば、新人プランナーが考えたものとか、新人系の人が作り上げたから残してあげようと言う感じなのなバッサリカットしても良いようにも感じた。トータルの満足が高まるなら、無駄はどんどん排除して、その分ブラッシュアップ出来るところに目をやるべきかな。
 eスポーツ部、写真部、カジノ部をカットして、その分のスタッフをボクシング、スケート、暴走族のブラッシュアップに使えれば良かったかなと思ったり。

サイドケース
 ミニゲーム、彼女イベント等も含まれてくるが、佳作もあった。
 「えびすの顔も三度まで」はユーモアがあったし「天沢家の呪い」もミステリー研究会の天沢を深掘りしていて良かった。彼女イベントは最後に力を入れていて良かったけど、全体を通してみると、おつかい感は否めない。

 

総評


 龍が如くのキムタクバージョンというにはちょっと乱暴だなと思うぐらい、現代的で、Netflixも驚くストーリー造りだとは思った。ただ、ゲームとして考えたときは単純おつかいが結構あるので、ストーリー、演出以外での楽しさがもっとあれば良かったなぁと思いました。ロボット部はもうちょい練ればスタンドアローンで出せたと思うし。
 日本のゲームメーカーもまだまだAAA級で戦えるのを見せつけてくれたようにも思えた。